本の読み方

基本的に本を読むことは好きなのですが、読まなければいけない本がたまってくると少々気が重くはなってきます。

図書館に行って「これは勉強になる!」「こっちもきっと必要になるな」と勢いづいてたくさん借りてしまった本。
amazonで必要な本を買い物中に「この商品を買った人はこんな商品も買っています」という言葉につい、つられて、気づけばカートの中に本がたくさん。
でもまあ中古品で安いしいいかと購入したはいいけれど、二三日後、ポストいっぱいに本が届いて封を開けることすら憂鬱になる…

そんなことありませんか? 私はしょっちゅうです(笑)。

「読まなければいけない本」というのは往々にして「読みだすとすぐに眠くなってしまう本」でもあったりします。
電車の中でも机の前でもお布団の中でも、どこでもです。
しおりを挟む前に意識がふわふわしてしまい、次に読むときは「どこからだったっけ」と続きの場所を探すだけで疲れて、結局ちっとも先に進まなかったりします。

ただ、そんな時でも自分が好きな本というのは読みたくなるもので。
バランスを考えて読むようにしています。

私の中で本(漫画含む)は四種類に分類できます。

  1.  読まないといけない重い本
  2.  読まないといけない軽い本
  3.  読みたい重い本
  4.  読みたい軽い本
  1. 「読まないといけない重い本」=分厚い専門書のようなものです
     これは脳に体力があり、やる気にあふれている時でないと、なかなか読み進められません。
     放っておくといつまでも「積ん読」になるので、深く考えずざっと一読して「なにかここらへんにこういう事例が書いてあったみたい」くらいは分かるように、とりあえず付箋を貼りまくってみると読んだ気になれます。

2.「読まないといけない軽い本」=一般向けに書かれた分かりやすい本。分野は専門的でも薄くて字が大きめの本(笑)
 電車の中や喫茶店などの待ち時間に一気に読むのに適しています。すんなり読めるので気分はすっきりします。

3.「読みたい重い本」=個人的に好きな趣味の本や小説でボリュームのあるもの
 自分へのご褒美として、例えば休日前の夜なんかにみんなが寝静まった後にゆっくり読みます。お布団の中で読むことが多いです。

4.「読みたい軽い本」=エッセイのような軽い読み物。漫画など
 10分20分など、ちょっとだけ時間が空いたとき。テレビを見ていてCMの合間。あるいはおやつを食べながらなど^^;
 すぐに読み始められて、すぐに止められるのがいいですね。

これらをバランスよく配分して読んでいくのが私にはいいようです。
そうすると、途中まで読みかけの本があちこちに…という事態が起きてこんがらがることもありますが。

ただ昔に比べて本を読む時間が減ったなと感じます。スマホを操作している時間が増えたためでしょう。
けれどそれでもやはり、本をめくる時間というのは自分自身と向き合っているような心地よい時間で、大事にしていきたいものです。

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